1.09.2011

How can I visit to another orphan’s home?

How can I visit to another orphan’s home?
どうして、他の孤児院に辿り着けたのか?

次々と助けてもらいながら、なんとか全く知らなかった孤児院に辿り着けていた。
私は、ここアジスアベバの西部のアスコー地区にある、マザーハウスにいた。じゃれついてくる子供を抱え上げて“高い高い”をしていると、後ろから
「子供が好きなんだね」
と声を掛けてくる中年男性がいた。ええ、まあ。といった感じで返事をすると、「君は日本語なまりの英語を話すね。日本人だね。中国語なまりとも、韓国語なまりとも違う。すぐに分かるよ」との答えが返ってきた。
彼は、中曽根政権時代だった1987年に、JICAの研修生として日本に来ていたのだという。幡ヶ谷だ、京王線だ、といった懐かしい日本滞在時代の話や、日本の近況などを、ひとしきり話したあと、「もし子供が好きならば、この孤児院を訪ねるといい」といって、電話番号を書いてくれた。市の東部、コタベ地区にあるのだという。
週が明けた月曜日、これも何かの縁なのでしょうと、その孤児院に電話をかけようと行動を起こした。発展途上国の公衆電話は壊れていることが多いので、こうした場合、小さな商店の店先にある電話を使わせてもらうことがほとんどだ。だが、今ではすっかり携帯電話が普及しているこの国では、いわゆる電話屋さんが姿を消していた。さて困った。電話屋さんがありそうな、バス・タクシー乗り場周辺を歩き回る。だが、全く見当たらない。困ったあげく、一軒の電気店に入って、聞いてみることにした。
この周辺に電話屋はないのか。何故電話したいのか。と言ったことを説明していると、横で聞いていたお客の夫婦が、「その孤児院ならば知っていますよ」と声を掛けてきた。そして、奥さんが、ご自分の携帯電話を私に貸してくれた。こうして、やっと孤児院に電話を掛けることが出来た。だが、最初に電話口に出た人は、あまり英語を理解してくれず、その代わりに電話に出てくれた人も、声が小さく聴き取り難く、また、現地までの交通手段の説明も、どうしても要領を得ない。ずい分と粘ったが、結局あきらめて「残念ですが」と、がっかりしながら電話を切ったのだった。すると、横で聞いていた奥さんが、「その孤児院なら行き方を知っていますよ。しかも、私たちも、その方向へ行くバスに乗るんですよ。よかったらバスまでご一緒しましょう」と、それこそ「地獄に仏」とはこのことか、と思いたくなるような有難い言葉を掛けてくれたのだった。しかも、電話代を払おうとすると固辞して受け取ろうとはしないのだった。なんて良い方たちなのだろう。
ご夫婦と共にバス停へ向かう。「このバスならば、直通で現地まで行きますよ」と、説明してくれ、しかも、同じバスに乗ってくれたのだった。なんと心強いことだろう。バスはしばらく走り、途中のマッカニャーナまで着くと、ご夫婦は降りていった。他の乗客も次々と乗ってきて押し込まれ、ご夫婦とは離れたバス後部に立つことになっていた私は、直接声を掛けて礼を言うことが出来なかったが、車窓から精一杯帽子を振ることで、感謝の意を伝えたのだった。やがて、車掌が後部側にも、運賃を徴収しに廻ってきた。払おうとすると、「さっきの夫婦が、あんたの分も払ってくれたから、いらないよ」とのこと。偶然、商店の店先で出会っただけの見ず知らずの外国人に、どうしてここまで親切にしてくれるのだろう。自分も日本で同じことが出来ているのか、というと、答えは「否」だ。本当に頭の下がる思いをするばかりだ。
バスはコタベに着いた。バスを降りると、あとは、ご夫婦の言ったとおりに道を進み、人に尋ね、またしばらく進むと、その場にいる人に尋ねる。これを何度か繰り返した後、無事に、その孤児院に辿り着くことができた。こうして、次から次へと助けてもらいながら、無事に、未知だった孤児院に辿り着くことが出来た。孤児院に辿り着くことが出来たことそのものも嬉しかったが、エチオピアの優しさに、たくさん触れることが出来たことが、何よりも嬉しい。エチオピアの人の優しさに感激したのだった。
mother house
Mr. & Mrs. kindness
Bus
walk...
walk...

Selam Children's Village
http://www.selamethiopia.org/

2 件のコメント:

好二 さんのコメント...

大石様 お元気そうでなによりです。
東京は毎日0度くらいで、お酒がおいしい季節です。おかげで体重も増えました。
またの更新をお待ちしています。
春ごろ帰るのですか?

Yasuto Oishi さんのコメント...

好二さま
毎日0度ですか。寒いですね。
こちらは、さすがにそこまでは冷え込みません。

ネットの接続環境が悪く、この
ブログページ自体が開けないことも多々あり、
なかなか更新が出来ませんが、お暇な時は
また覗いてみてください。